歩行

前回、2足と4足を例に、支持基底面のお話をさせていただきましたが、今回はその流れを引き継いで「歩行」のお話をしていきます。

歩行は私たちの生活に欠かせない移動手段として、至るところで非常に重要な役割を果たしています。

また、最近はデジタルデバイスで走行距離や時間、心拍数などのデータを簡単に記録できるようになりました。

有酸素運動の中でもすごく手軽で、様々な効果が期待されている歩行について掘り下げていきましょう!

目次

歩行の可能性

歩行の解釈

歩行とは?

から入りましょう。

「我が選んだ道を2本の足でブレずに歩くこと」

もう少し人間的に仕上がっていれば、かっこよく、このように語録本風の表現で行きたかったのですが…

早々あきらめて…

定義とまで行かない、私なりにの歩行の解釈をお伝えできたらと思っています。

例えば、平らな道を10m歩くときを考えてみます。

仮に右足が地面に着いているときには、右のお腹の筋肉が強く作用します。
反対に左のお腹は、体が宙に浮きやすい(体が前進しやすい)ように、リラックス状態になっているんです。
そして、次の瞬間には左右が入れ替わって、左が緊張、右がリラックスの関係を作ります。

これはお腹に限らず、他の部位(足、骨盤、腕、頭など)や器官(目、耳、口、横隔膜、内臓など)でも同じような現象が左右で起こっています。

歩行には体のあらゆる反応が凝縮されているので、私は以下を歩行としてとらえています。

歩行=左右に対照的な神経系の反応が起きて、それを交互に行き来する全身運動

神経系という言葉は難しく聞こえますが、上記の部位や器官がコミュニケーションを取っていることからこのようにまとめてみました(^^)

慢性不調と歩行の関係

歩行改善は体の不調がある方にもとてもおすすめです。

例えば、慢性的な肩凝りがあるケースではどのようなことが原因として考えられるでしょうか??

一番注目を浴びやすいのは、「長時間同じ姿勢で過ごしていること」かもしれませんね!

しかし、肩凝りというキーワードが出たときに、きっと固まってる時間の長いんだろうな!
という答えに落ち着いてしまうのは少し勿体ないのかなと思っています。
それは、長時間の姿勢保持は肩凝りの最大の原因というよりも、数ある原因の中の1つに過ぎないためです。

デスク周囲の環境に対してのてこ入れも大切です!
周辺機器や書類などの配置変更をして、無理のない姿勢を探してみましょう!

私は、歩行の際に全身を協調(調整)できていないことも、肩凝りの1つの原因か考えています。

歩行の時間はたとえ数分だとしても、腕の曲げ伸ばしが何百回、何千回、中には万歩計を日々クリアしている方は、数万回という具合に起きています。
肩凝りの方は、この動きが片方または両方で起きていないことも視野に入れて、アプローチを考えていけるとよさそうです!

どのように歩行にアプローチ?

意識的or無意識

どのようにやっていくかの前に、普段どのようにやっているかを振り返っていきましょう。

例えば、家から近くのスーパーやコンビニに歩いて行ったとしましょう。

そのときに、自分の歩き方を意識したことはどのくらいありますか?

おそらく、足の不調がなければ、ほとんど歩き方を気にかけてることはないのではないかと思います。

歩行は基本的に無意識で行っている運動、ということですね!

では、歩行の質を上げるために、どのようにアプローチしていけばよいでしょうか?

これは2つのタイプに分かれます。

「意識的な歩行改善」か「無意識的な歩行改善」のどちらかです。

意識的な歩行改善とは

「胸を張って、腕を肩の高さまで上げて、太ももも高く上げましょう!」

のようにhow to系のアドバイスを意識して歩いてみるという方法です。

その日からすぐに実践できて、before-afterを認識できるところが大きなメリットかと思います。

しかし、継続がとても難しい方法かもしれません。

目安はおそらく1、2分くらい

晩ごはんのことや明日の予定を考え出すと(無意識になる)、以前のフォームに戻ってしまうことが予想されます。

そこで今回私が推奨したいのは、歩行中に無意識でいけるように、歩く前の準備段階で調整を行う方法です。

ここの冒頭でお伝えしましたが、普段の歩行は無意識でしていました。ですので、歩行中は how to(意識的な動作)をゼロにして無意識でやる方がよいのではないかと思っています。

多角的なインプット

無意識での歩行中には、自分の好きなポジションでバランスを取りながら進んでいきます。

これは、先ほど例に挙げた、 部位(足、骨盤、腕、頭など)や器官(目、耳、口、横隔膜、内臓など) が右と左で異なる特徴をもっているためです。

ですので、歩く前の段階で、左右のどちらが優位に働いているかをチェックしておいて、必要な個所を調整していきます。

歩く前に両サイドの部位や器官が整っていると、ニュートラルな歩行が自然と誘発されていきます。

当ジムではこのような手順で神経バランスを整えて、お客様の目的(ボディメイクやスポーツのパフォーマンスアップ、不定愁訴の改善・回復機能と日常動作のアップデート)に合うトレーニングをご提供していきます。

無料カウンセリング・ご体験フォームからのご連絡をお待ちしております(^^)

≪追記≫

歩行を日常的な有酸素運動に活用している方も多いのではないでしょうか?

その際には、いつも決まったルートを歩くよりも、新しいルートを歩く方が神経系的な反応が多くみられるため、おすすめです!

汗をかいて燃焼することと同時に、神経システムを整えられるといいですね!!

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