「右ひじ、左ひじ交互に見て」
数年前に一世風靡した体想いのギャグに、時を経て感謝の気持ちでいっぱいのパーソナルトレーナーでございます。
といいますのは、芸の斬新さや切れ味に目が行ってしまいがちではありますが…
少し視点を変えると、日常的に右または左を好んでがっつり使ってしまう私たちに対して、どんなときでも左右をfifty-fiftyでリスペクトしようよ!!…と、メッセージを投げかけてくれているような感じがしてなりません。(そのときは気づきませんでしたが…)
体づくりに必要なヒントを与えてくれているのではないかと…
これ以上テンションが高くなると、メロディーに合わせて踊りだしてしまいそうなので、ここで一旦我に返ります。
私たちの体には、元々構造的なポジションがおおよそ決まっていまして、そこには左右対称でないものも存在しています。
例えば、内臓に関して見てみると、体の中心に対して心臓が左、肝臓が右という具合に、主要臓器が左右で異なる配置をしていることが分かります。
あとは、鏡が近くにあれば覗いてほしいのですが、ご自身の鼻の穴の大きさを比べたときに、同じ大きさをしていますでしょうか?
‐ 余談 –
私は高校生の頃にサッカーの練習中に、先輩のエルボーを鼻横に食らって、なんとなくヤバい予感がしていたのですが、触ってみると鼻が曲がっておりました。
将来の夢がピノキおじさんだったので、このままでは低いまま成人してしまうと思い、スパイクのまま病院へ直行しました。
病院では何か画像を取るわけでもなく、いきなり割り箸のような棒を鼻に入れられて、1・2・3、グイーーー
で元に戻そうとしていただいたのですが、
一呼吸おいた後に
「もう、骨が固まっているみたいで、ダメだったね!!」…と笑
割りばしサイドの目から自然と涙が出る程の、エキサイティングな治療でしたが、終わり方は実にのほほんとしていました。
「先生、ありがとうございました!!」
バシッと心から感謝の気持ちを伝えたつもりでしたが、実際は「これからは割り箸が二度と鼻に侵入することはないんですね!」という安堵感そのものでした。
また脱線しましたが、私の場合は、もっと小さいときから左右の鼻穴のサイズが違っていましたが、この肘鉄をきっかけに鼻サイズの左右差が誇張されていきました!
– 完 –
新しい記事をアップしました↓利き手と利き足の負担を軽減するために、逆の手と足のサポートが少しあるとよいかもしれませんね!
これまでのクライアントさんもやはり非対称の方が多かったのですが、皆さんはいかがだったでしょうか?
自分の鼻で物足りない方は、ご家族・恋人・相当仲のいいご友人と鼻で見つめあっていただけたらと思います(^^)
このように、先ほどアンダーラインを引いた左右対称でないもの、すなわち”左右非対称”は、内臓のように元々違う配置にあるもの(構造的左右差)だけでなく、鼻のように左右対に配置してあるものでも生じる現象なのです。
後者のことを、機能的左右差といいます。
構造的左右差は、「今日は心臓右パターンでいこっかな」という感じで気軽に変えれませんので、基本的には不変の存在です!
一方、機能的左右差は、先天的な要素だけでなく、生活習慣や生活様式など後天的な要素で大きく変化していきます。
当店では、機能的左右差の可能性に注目して、お客様の体づくりに必要なアプローチを入れていきます!!
具体例は、また次の機会にご紹介させていただきます。
キーボードに連打しておりましたら、右ひじ左ひじが赤くなってきましたので、今日はこの辺で失礼します。
ありがとうございました!