ペルビックティルト

今日は骨盤の傾斜をテーマにお話しします。

これまでパーソナルトレーニングやスタジオレッスン、または整体などで骨盤の傾斜について一度は耳にした方が多いのではないでしょうか?

「骨盤が寝てしまっているので、猫背になっていますね~」
「産後は骨盤が緩むので矯正した方がいいですよ~」

などなど

様々なシーンで重要性が謳われていますが、
下半身の土台であり、全身の中核をなす骨盤の傾斜を正確に把握することができれば、体づくりの可能性が一気に広がっていきそうですね!



それでは、傾斜について考えていきましょう!

例えば、普段デスクワークをしているときや自宅でyoutubeを見ているときに、ふと自分の姿勢に目を向けてみると、どのような状態になっているでしょうか?

  • 椅子に寄りかかっている
  • 腕を組んで前かがみになっている
  • 足を組んでいる
  • 頬杖をついている

様々な特徴があるでしょうが、重心が中心を外れた位置で過ごす時間が長い方は、骨盤に傾斜があることが予想されます。

これは、悪いことというよりも、何かに集中したり、OFFになったりする時間なので、少なからず体のズレは出てしまうものです!

ずっとガチガチに固めて、姿勢ファーストで過ごすわけにはいかないので…(^^)

もし可能な方は、例えば、机にあるモノ(椅子、机、キーボード、ディスプレイ)の配置を、骨盤-肩-頭が楽に保てるような位置に移動していただけるとよいかなと思います

今回おすすめしたい方法は、「1日のどこかで骨盤を調整できる時間を作る」ということです👍

「ペルビック・ティルト」というエクササイズですが、できる方は、近くに寝転がってトライしてみてください笑

【手順】

1. 仰向けになって、立膝にして、手を腰の下に入れます。
※少し顎を引いておきましょう。

仰向け

2. 鼻から軽く息を吸って、口から息を吐くタイミングで、骨盤の下の方(尾骨)を天井方向にリフトします。このとき、腰が手から浮かないようにしましょう。

ペルビックティルト(骨盤後傾)

3. 鼻から軽く息を吸いながら、元のポジションに戻します。

ペルビックティルトリターン動作

4. これを10回繰り返しましょう。

手を腰の下の入れたのは、腰を関与させずに、骨盤の動きを出すためです!
骨盤の動きがつかめた方は手を抜いた状態で(手は体の横に置いておく)、骨盤がちゃんと動かせているかをチェックしてみてください!

座った場合を例に挙げましたが、これは立っているときにも、同じことが言えます。

しかし、立っているときは、直立不動よりも動きを伴っていることが多いため、動きを考慮した骨盤の位置を評価して上げれるとよいかと思います。

動きが入ると3次元でとらえる必要があり、評価は少し複雑になりますが、正しく読み取れれば、もっと多角的に体の情報を収集できそうです(^^)/

今日は骨盤の傾斜が起きる原因やご自宅でできる対策についてお伝えしましたが、評価は専門的になってしまうため、割愛しています。
ご興味がある方は、骨盤の正確な評価を店舗にて行っておりますので、お越しいただけたら幸いです。

実は、骨盤の傾斜は右と左で異なる特徴を持っていることが多いんですよ(^^)

またこのサイトの中でも、骨盤情報や体の左右差についてもご紹介していけたらと思っています!

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