今日は、久しぶりに食事のお話をしていきます。
テーマは「ファスティング(断食)」です!
今でこそ食事のメソッドとして使用されていますが、古くから宗教として行われてきたことをベースにして、少しアレンジを加えながら現在の食事法として定着していきました。
ファスティングでは、トレーニングと同じように、そのときのコンディションや目標に合わせて、期間や強度を設定をしていきます。
また、必ずしも断食=絶食…というわけではありませんので、安心して取り入れることがそうです笑
ファスティングの活用の仕方については後ほどお伝えいたします。
ここからは、約10年前に、私自身が経験したファスティングのお話をさせていただけたらと思っています。
当時大学生だった私は、友達が海外に行ったという話に刺激を受けて、海外に旅に出かけることにしました。
そして途中で、ヨルダンという中東の国に降り立ったのですが、そこで新しい習慣、「ラマダーン」を体験できることとなったのです。
実は私はヨルダンに入ってからラマダーンのことを知りました笑
それまで1日3食規則正しくわんぱく食いしてきた私にとっては、反り立つ壁並みに乗り超えるのは難しいだろうなということが容易に想像できました。
そんなわけで、私の予備知識不足によって、半ドッキリ的にスタートしました。
まず驚いたのは、日が昇ってきたときに24時間営業マックのお姉さんがシャッターを閉め始めたことです。
ここではお馴染みなのでしょうが、マックの早朝クローズはとても斬新でした。
日中にもう一つ現地の方からドッキリをいただいたのですが、内容的にオフレコなので、どこかの機会にパーソナルでお伝えできたらなと思っています。
そんなこんなで、水をお供に何とか過ごしていると、気づけば太陽が少しずつ水平線に向かいはじめていました。
空腹の限界を超えた一同は、飲食店に入って、そのときを待ちました。
各々がオーダーした、がっつりメニューがテーブルに並び、準備万端で夕日の動きや時計をチェックしていました。
すると、夕方が落ちたタイミングで、ゴーンという除夜の鐘のような音が町中に響き渡りました。
※108回鳴らなかったため、いただきますは1回だけで大丈夫でした!
しばらく私は硬直状態でしたが、現地の方が勢いよく動きはじめたのを見て、友人と豆料理に手を伸ばしました。
とにかくおいしかったです。
会話がなくても、とりあえずオッケーでした!
腹が満たされれば!
当初は、今日1日そんなに動けないだろうなと思っていましたが、腹が減りながらも楽しく観光できましたし、体の中で普段とは異なるエネルギー産生を学習できたので、実りのある1日となりました。
ファスティング回送記、完
私が経験したファスティングは、100-0のアプローチでしたので、このやり方がおすすめなのは一部のケースだけかなと思っています。定期的に取り入れるためには、段階的に体を順応させていくことが大切です。
では、ファスティングの効果や有効な活用法について見ていきましょう!
効果
・内臓機能の回復
腸内環境の回復と謳われることが多いですが、ファスティングの準備段階ですでにカフェインやグルテンを控えていることから、他の内臓機能も回復への一途をたどっていることが分かります。いきなり長期スパン行うと、逆に機能低下を招く恐れがありますので、半日-1日程度のファスティングから様子を見ていただくことをおすすめします。
導入事例
・体重が落ちない
・お腹が緩い
ファスティングの強度(期間)には差があるものの、目的の合わせて計画的に、そして段階的に内臓機能を回復させることは共通しています。
導入に際しては、2つのポイントを押させておきましょう。
・1日単位の短期スパンから開始して変化を追う(一気に体重を落としたい方も)
・水分だけでなく糖質も枯渇しないように少しずつ補給する(脳機能の低下を防ぐため→ホルモン量に関係)
まずは、プチファスティングで体の反応を見てあげたいですね👍
詳細については店舗にてご紹介していますので、ご相談いただけたらと思います。
ファスティングのhow toは比較的簡単に入手できますので、ご自身でチャレンジしてみてもよいかもしれません。
その際にはモチベーション管理が肝になるのではないかと思います。
私が、現地でファスティングしたときには1宗教として周りの皆さんもやっていたのがかなり大きかったです。
また、私のクライアントさんで、そのように複数で情報共有しながらだとやりやすいと話していた方が何人かいらっしゃいました。
リアルでもSNSでも何らかコミュニティに入って、一緒に続けていけるといいかもしれないですね(^^)
それでは、今日はこの辺で✋